ストリーミング応答の停止時に非ストリーミングモードへのフォールバックが機能しなかった問題の修正
原文(日本語に翻訳)
ストリーミング応答が停止した際に、非ストリーミングモードへのフォールバックではなく、タイムアウトが発生していた問題を修正しました。
原文(英語)
Fixed stalled streaming responses timing out instead of falling back to non-streaming mode
概要
Claude Codeはデフォルトでストリーミングモードを使用してAPIからの応答を受信します。ストリーミング接続が途中で停止した場合、本来は非ストリーミングモードに切り替えて処理を継続するフォールバック機能が備わっていますが、このバグではフォールバックが動作せず、タイムアウトエラーとなって処理が失敗していました。v2.1.98でこの問題が修正され、ストリーミングが停止した場合に正しく非ストリーミングモードへ切り替わるようになりました。
基本的な使い方
修正前の動作(問題のある挙動)
# 修正前のエラー例
$ claude "長い処理を実行してください"
...
[ストリーミング応答が途中で停止]
Error: Request timed out after 30s
# フォールバックが機能せず、エラーで終了していた修正後の動作(v2.1.98以降)
# 修正後:ストリーミングが停止しても非ストリーミングモードで継続
$ claude "長い処理を実行してください"
...
[ストリーミング応答が停止を検知]
[非ストリーミングモードに切り替え]
[処理が正常に完了]特別な設定変更は不要です。この修正はv2.1.98へのアップデートにより自動的に適用されます。
実践例
シナリオ1:不安定なネットワーク環境での使用(修正後)
ネットワークが不安定な環境でClaude Codeを使用する場合、この修正の恩恵を受けます。
bash
# モバイルネットワークや不安定なWi-Fiでの利用
$ claude "このコードをレビューしてください" < large_codebase.py
# ストリーミングが途中で切れても、非ストリーミングモードで完了シナリオ2:長時間の処理リクエスト(修正後)
長いコードの生成や複雑な分析など、応答に時間がかかるリクエストでも安定性が向上します。
bash
# 大きなファイルの処理や複雑な分析
$ claude "このプロジェクト全体のアーキテクチャを分析して詳細なレポートを作成してください"
# ストリーミング停止時でもフォールバックして処理完了
# バッチ処理でのClaude Code使用
for file in *.py; do
claude "このファイルのテストを書いてください" < "$file"
done
# 個々のリクエストでストリーミングが失敗しても継続シナリオ3:CIパイプラインでの安定運用(修正後)
自動化されたパイプラインでClaude Codeを使用する場合、予期しないストリーミング停止による失敗が減少します。
yaml
# .github/workflows/code-review.yml の例
jobs:
review:
steps:
- name: Claude Code Review
run: |
claude "プルリクエストの変更点をレビューしてください" < diff.txt
# v2.1.98以降:ストリーミング停止時もフォールバックして完了シナリオ4:エンタープライズプロキシ環境での使用(修正後)
企業のプロキシサーバーや特殊なネットワーク環境でストリーミングが途切れやすい場合に特に有効です。
bash
# プロキシ環境での設定例
export HTTPS_PROXY=http://proxy.company.com:8080
$ claude "コードのバグを修正してください"
# プロキシによるストリーミング切断時もフォールバックで継続注意点
- この修正はユーザーが何も設定を変更しなくても自動的に適用されます。
- フォールバック時は非ストリーミングモードで処理されるため、応答がストリーミング(逐次表示)されず、完了後に一括で表示されることがあります。
- フォールバックが発生した場合でも、リクエスト内容は変わらないため、最終的な応答の品質に影響はありません。
- ネットワーク環境に問題がある場合は、根本的な接続問題を解決することも重要です。
- この修正はストリーミング応答の「停止」に対するもので、完全な接続失敗(タイムアウト、接続拒否など)には別の対処が必要です。