バックグラウンドエージェント停止時の部分結果保持
原文(日本語に翻訳)
バックグラウンドエージェントの動作を改善 — バックグラウンドエージェントを停止すると、その部分的な結果が会話コンテキストに保持されるようになった
原文(英語)
Improved background agent behavior — killing a background agent now preserves its partial results in the conversation context
概要
Claude Code v2.1.76で、バックグラウンドエージェントを途中で停止(kill)した際の動作が改善されました。以前のバージョンでは、バックグラウンドエージェントを途中で停止すると、それまでに処理した結果がすべて失われていました。今回の改善により、停止時点までの部分的な成果(ファイルの読み取り結果、解析結果、途中までの変更など)が会話コンテキストに保持されるようになり、作業を無駄にすることなく方向転換が可能になりました。
基本的な使い方
bash
# Claude Codeを最新版にアップデート
claude updateバックグラウンドエージェントの基本的な流れ:
# Claudeにバックグラウンドタスクを依頼
あなた: バックグラウンドでこのプロジェクトのテストカバレッジを分析して
# バックグラウンドで処理が開始される
# 途中で方向転換したい場合、エージェントを停止
# → v2.1.75以前:途中結果がすべて消失
# → v2.1.76:それまでの分析結果が会話コンテキストに残る
# 保持された部分結果をもとに次の指示を出せる
あなた: さっきの分析結果をもとに、カバレッジが低いモジュールだけテストを書いて実践例
大規模コードベースの解析を途中で方向転換
プロジェクト全体の解析中に、特定の問題に焦点を当てたくなった場合:
あなた: バックグラウンドでプロジェクト全体のセキュリティ監査をして
# バックグラウンドエージェントが解析を開始
# 10ファイル分析した時点で、認証周りに深刻な問題を発見
# エージェントを停止
# → 10ファイルの分析結果が会話コンテキストに保持される
あなた: 認証モジュールで見つかった問題について詳しく教えて。修正案も出して
# → Claudeは部分結果を参照して、具体的な問題と修正案を提示タスクの優先度変更
長時間実行中のバックグラウンドタスクよりも緊急のタスクが発生した場合:
あなた: バックグラウンドでAPI全エンドポイントのドキュメントを生成して
# バックグラウンドで処理中...
# 15個のエンドポイントのうち8個のドキュメント生成完了時点で
# 緊急のバグ報告が入る
# エージェントを停止
# → 8個分のドキュメント生成結果が保持される
あなた: 緊急のバグを修正して。終わったら、残りのエンドポイントのドキュメントも生成して
# → Claudeは既に生成された8個分を把握しており、残りの7個だけ処理できる試行錯誤的なアプローチ
バックグラウンドエージェントのアプローチが期待と異なる場合に早期に方向転換:
あなた: バックグラウンドでデータベーススキーマのマイグレーションスクリプトを作成して
# バックグラウンドで処理中...
# 途中結果を見て、アプローチが意図と異なることに気づく
# エージェントを停止
# → スキーマ分析結果と途中のマイグレーション案が保持される
あなた: スキーマの分析はいいけど、マイグレーション方法を変更したい。
段階的に移行する方式に変えて
# → Claudeは既存の分析結果を活用し、アプローチだけ変更/tasksコマンドとの連携
バックグラウンドタスクの管理:
# 実行中のバックグラウンドタスクを確認
/tasks
# タスク一覧から特定のタスクを選択して停止
# 停止後、部分結果が会話に追加される
あなた: 停止したタスクの途中結果をまとめて
# → 部分結果のサマリーを得られる注意点
- コンテキストの消費: 部分結果が会話コンテキストに保持されるため、その分のトークンが消費されます。コンテキストが逼迫している場合は
/compactで圧縮してください - ファイル変更の保持: バックグラウンドエージェントが途中でファイルを変更していた場合、ファイルの変更自体はディスク上に残ります。部分結果の保持はあくまで会話コンテキスト内の情報に関するものです
- すべてのバックグラウンドタスクに適用: サブエージェントによるバックグラウンド処理すべてに適用されます
- 自動適用: v2.1.76にアップデートするだけでこの改善が有効になります