Skip to content

原文(日本語訳)

プロキシ経由の通信やネットワークの瞬断によってダウンロード中に接続が切れた際、インストーラーおよびアップデーターのダウンロードが「aborted(中断)」として即座に失敗していた不具合を修正しました。一時的な接続断は、現在では自動的にリトライされるようになりました。

原文(英語)

Fixed installer and updater downloads failing immediately with "aborted" when a proxy or network drops the connection mid-download — transient connection drops now retry

概要

これはバグ修正です。これまではインストール時やアップデート時のバイナリダウンロード中に、社内プロキシやネットワークの瞬断によって接続がリセットされると、リトライされることなく即座に「aborted」エラーで失敗していました。本修正により、ダウンロード中に発生した一時的な接続断は自動的にリトライされるようになり、プロキシ環境や不安定なネットワーク環境でのインストール・アップデートの成功率が向上します。

基本的な使い方

Claude Codeのインストール・アップデートの基本的な流れは以下の通りです。

bash
# 新規インストール(macOS/Linux)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# インストール済みの場合のアップデート
claude update

Windowsの場合はPowerShellから以下を実行します。

powershell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

これらのダウンロードは downloads.claude.ai から行われますが、今回の修正により、途中でプロキシ経由の接続が切断されても、Claude Code側で自動的に再試行され、以前のように即座にエラー終了することがなくなりました。

実践例

社内プロキシ環境での運用

企業ネットワークでは HTTP_PROXY / HTTPS_PROXY を経由してダウンロードすることが多く、プロキシサーバーが接続を頻繁に切断する構成(タイムアウトが短い、TLSインスペクションを行っているなど)だと、大きめのバイナリダウンロードが完走しにくいことがありました。プロキシ環境でインストール・アップデートする場合は、事前に環境変数を設定しておきます。

bash
export HTTP_PROXY=http://proxy.example.com:8080
export HTTPS_PROXY=http://proxy.example.com:8080
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

本修正後は、このようなプロキシ経由の通信中に瞬断が発生しても、自動アップデーター(claude updateや自動更新チェック)側でリトライが行われるため、都度手動で再実行する必要が減ります。

不安定なネットワーク(VPN・リモート環境)でのアップデート

自宅の低速回線やVPN、リモートデスクトップ・SSH経由の作業環境では、ネットワークが一時的に切れることがあります。従来はこうした瞬断が起きた瞬間にダウンロードが「aborted」として失敗し、ユーザーが手動で claude update やインストールスクリプトを再実行する必要がありました。

bash
# アップデートを試みる(従来は瞬断で即失敗していたケース)
claude update

修正後は、ダウンロード中に接続が一時的に切れても内部でリトライが行われるため、VPN切り替えの一瞬の断や電車移動中のWi-Fi切り替えのような短時間の接続不良であれば、ユーザーが気づかないうちに自動で復旧しダウンロードが継続・完了するようになります。

注意点

  • 今回のリトライ処理はあくまで「一時的な接続断」に対するものです。プロキシやファイアウォールが downloads.claude.ai への通信自体を恒常的にブロックしている場合は、リトライしても解消しません。その場合は HTTPS_PROXY の設定や、IT部門への許可申請、あるいはオフラインパッケージの利用を検討してください。
  • TLSインスペクションを行う社内プロキシで証明書エラーが出る場合は、リトライの問題とは別に、CA証明書の設定(--cacert オプションや NODE_EXTRA_CA_CERTS 環境変数)が必要になることがあります。
  • 自動アップデートの動作自体を止めたい場合は、環境変数 DISABLE_AUTOUPDATER=1 を設定することで無効化できます。
  • 何度リトライしても失敗する場合は、curl -sI https://downloads.claude.ai/claude-code-releases/latest でネットワーク疎通を確認し、必要に応じてHomebrew(macOS)やWinGet(Windows)など別のインストール方法を試してください。

関連情報