macOSテキスト置換機能でトリガーワードが削除されていた問題の修正
原文(日本語に翻訳)
macOSのテキスト置換機能で、トリガーワードが置換テキストに変換されるのではなく削除されていた問題を修正しました。
原文(英語)
Fixed macOS text replacements deleting the trigger word instead of inserting the substitution
概要
macOSにはシステム環境設定で設定できる「テキスト置換」機能があり、特定のショートカットワードを入力すると自動的に設定したテキストに変換されます。Claude Codeのターミナル入力においてこの機能を使用した場合、置換テキストが挿入されるのではなく、入力したトリガーワードが削除されてしまうバグがありました。v2.1.98でこの問題が修正され、macOSのテキスト置換機能がClaude Code上でも正しく動作するようになりました。
基本的な使い方
修正前の動作(問題のある挙動)
# macOS システム設定 → キーボード → テキスト置換 で以下を設定している場合:
# "omw" → "On my way!"
# Claude Code で "omw" と入力してスペースを押すと...
修正前: トリガーワードが削除され、入力が空になる
入力: "omw "
結果: "" (空文字列)
# 別の例: "addr" → "〒100-0001 東京都千代田区..."
入力: "addr "
結果: "" (トリガーワードが消えてしまう)修正後の動作(v2.1.98以降)
# 修正後: テキスト置換が正しく動作する
入力: "omw "
結果: "On my way! " ✓
入力: "addr "
結果: "〒100-0001 東京都千代田区... " ✓実践例
シナリオ1:定型文の素早い入力(修正後)
macOSのテキスト置換を使って、Claude Codeへの定型的な指示を効率化できます。
# macOSテキスト置換の設定例:
# "revme" → "このコードをレビューして、問題点と改善案を日本語で教えてください。"
# "testme" → "このコードのユニットテストを作成してください。"
# "docme" → "このコードのJSDocコメントを日本語で追加してください。"
# Claude Code での使用
$ claude
> revme [スペースキー押下]
→ 自動的に: "このコードをレビューして、問題点と改善案を日本語で教えてください。"シナリオ2:よく使うコマンドテンプレートの置換(修正後)
# テキスト置換設定:
# "gcmsg" → "git commit -m 'feat: '"
# "npmst" → "npm run start:dev"
# Claude Code でのコマンド入力支援
# 修正後は正しく置換テキストが挿入されるシナリオ3:日本語入力での活用(修正後)
日本語のよく使う表現もテキスト置換で効率化できます。
# 日本語テキスト置換の設定例:
# "kigen" → "期限は〇〇年〇〇月〇〇日です。"
# "yorosh" → "よろしくお願いいたします。"
# Claude Code での使用
$ claude
> yorosh [スペースキー押下]
→ "よろしくお願いいたします。"(修正後は正しく置換される)シナリオ4:テキスト置換機能の設定方法(macOS)
macOSでテキスト置換を設定する方法:
1. システム設定 → キーボード → テキスト置換
(または: システム環境設定 → キーボード → テキスト入力 → テキスト置換)
2. 「+」ボタンをクリック
3. 「置換前」にショートカット(例: "crev")を入力
4. 「置換後」に展開したいテキスト(例: "コードをレビューしてください")を入力
5. 保存して Claude Code で使用する注意点
- この修正はmacOS上でClaude Codeを使用している場合にのみ関係します。LinuxやWindowsのWSLなどでは影響がありません。
- macOSのテキスト置換機能はシステムレベルの機能であり、すべてのアプリケーションで動作するわけではありません。Claude Codeのターミナル入力での動作が修正されました。
- テキスト置換はスペースキーまたはリターンキーを押したときにトリガーされます。
- Claude Codeでテキスト置換を有効にするには、macOSシステムでテキスト置換が有効になっている必要があります(システム設定で確認)。
- 自動修正(オートコレクト)は別機能であり、この修正の対象外です。