/effortコマンド:モデルの思考レベルを調整
原文(日本語に翻訳)
モデルのエフォートレベルを設定するための /effort スラッシュコマンドを追加
原文(英語)
Added /effort slash command to set model effort level
概要
Claude Code v2.1.76で、モデルのエフォートレベルをセッション中に変更できる /effort スラッシュコマンドが追加されました。エフォートレベルはClaudeの思考の深さを制御するパラメータで、タスクの複雑さに応じて low、medium、high、max の4段階から選択できます。簡単なタスクには低いエフォートで高速に応答し、複雑な問題には高いエフォートで深い推論を行うという使い分けが可能です。
基本的な使い方
セッション中に /effort コマンドを実行してエフォートレベルを変更します:
# エフォートレベルを設定
/effort low # 低:高速で簡潔な応答
/effort medium # 中:バランスの取れた応答
/effort high # 高:深い推論(デフォルト)
/effort max # 最大:トークン制限なしの最深推論(Opus 4.6のみ)
# モデルのデフォルトにリセット
/effort auto現在のエフォートレベルはロゴとスピナーの横に「with low effort」のように表示されます。
実践例
簡単な質問にはlowエフォート
単純な質問や定型的なコード生成には、低いエフォートで素早く応答を得る:
/effort low
# 以下のような簡単なタスクに最適
> この関数のJSDocコメントを生成して
> package.jsonにlodashを追加して
> このファイルのインポート文を整理してコードレビューにはmediumエフォート
通常のコードレビューや修正には、バランスの取れたmediumエフォートが適切:
/effort medium
# 中程度の複雑さのタスクに最適
> この関数のエラーハンドリングを改善して
> このコンポーネントにユニットテストを追加して
> このAPIエンドポイントのバリデーションを見直して設計判断にはhigh/maxエフォート
複雑なアーキテクチャ設計やデバッグには、高いエフォートで深い推論を実行:
/effort high
# 複雑なタスクに最適
> 認証システムをOAuth2に移行する計画を立てて
> このメモリリークの原因を調査して
> マイクロサービス間の依存関係を分析して
/effort max # Opus 4.6でのみ利用可能
# 最も困難なタスクに
> このシステム全体のセキュリティ監査を行って
> パフォーマンスボトルネックを特定し、最適化戦略を提案してコマンドライン起動時に指定
起動時に --effort フラグでセッション全体のエフォートレベルを設定:
bash
# 低エフォートでセッションを開始(簡単なタスク向け)
claude --effort low
# 最大エフォートでセッションを開始(複雑な問題解決向け)
claude --effort max注意点
- 永続性:
low、medium、highの3つのレベルはセッションをまたいで永続化される。maxは現在のセッション限り - maxレベルの制限:
maxはOpus 4.6でのみ利用可能。他のモデルではhighが最高レベル - 対応モデル: エフォートレベルはOpus 4.6とSonnet 4.6でサポートされている
- 設定の優先順位: 環境変数
CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL> 設定ファイルのeffortLevel> モデルのデフォルト の順で優先される - コストへの影響: エフォートレベルが高いほど使用トークン数が増加し、応答時間も長くなる。タスクに応じて適切なレベルを選択することが推奨される
/modelでも調整可能:/modelコマンドのモデル選択画面で左右矢印キーを使ってエフォートスライダーを調整することもできる