原文(日本語訳)
プロンプトキャッシングスコープが有効な場合に 400 エラーを引き起こす可能性があったレースコンディションを修正しました
原文(英語)
Fixed a race condition that could cause 400 errors when prompt caching scope was enabled
概要
プロンプトキャッシング機能を使用している際に、タイミングの問題で API エラー(HTTP 400)が発生することがあった問題が修正されました。これにより、キャッシングが有効な状態でも安定して動作するようになります。
修正された問題
プロンプトキャッシングスコープ機能を有効にした際に、並行処理やツール呼び出しのタイミングによって以下のエラーが発生していました:
API Error: 400 - Bad Request
tool use concurrency issuesこのエラーは、複数のツール呼び出しやサブエージェントが同時に実行されるときに発生しやすい問題でした。
プロンプトキャッシングとは
プロンプトキャッシングは、同じコンテキストを繰り返し使用する際に API リクエストを高速化し、コストを削減する機能です。会話の履歴やプロジェクトのコンテキストがキャッシュされ、次回のリクエストで再利用されます。
注意点
- 安定性の向上: この修正により、プロンプトキャッシング使用時の安定性が大幅に向上しました
- 並行処理: 複数のツール呼び出しやサブエージェントを使用する場合でも、安全に動作します
- 自動有効化: プロンプトキャッシングは自動的に有効化されます。特別な設定は不要です
- キャッシュ分離: 2026年2月5日以降、キャッシュはワークスペースレベルで分離されます
- パフォーマンス: レースコンディションの修正により、パフォーマンスへの影響はありません
- エラーハンドリング: 400 エラーが発生した場合は
/rewindコマンドで会話を復旧できます
トラブルシューティング
以前のバージョンで 400 エラーが発生した場合:
bash
# 会話を巻き戻す
/rewind
# または新しい会話を開始
/clear