原文(日本語に翻訳)
非gitの作業ディレクトリで毎ターンにプロジェクト全体を再スキャンしていた@ファイルサジェストの問題と、トラックされたファイルがない新規初期化gitリポジトリでの設定ファイルのみの表示を修正しました。
原文(英語)
Fixed @ file suggestions re-scanning the entire project on every turn in non-git working directories, and showing only config files in freshly-initialized git repos with no tracked files.
概要
Claude Code v2.1.111では、@ファイル補完機能の2つのバグが修正されました。1つ目は、gitリポジトリでない作業ディレクトリでターンごとにプロジェクト全体をスキャンし直すパフォーマンス問題。2つ目は、git init直後のまだファイルをコミットしていないリポジトリで設定ファイルしか表示されない問題です。
基本的な使い方
@ファイル補完の使い方
# プロンプト入力中に@を入力するとファイル補完が有効になる
@src/
# → src/ディレクトリのファイル一覧が表示される
@main
# → "main"を含むファイル名の一覧が表示される実践例
非gitディレクトリでのパフォーマンス改善
bash
# /tmpや~等のgitリポジトリでない場所でClaude Codeを使用
cd /tmp/work-directory
claude
# @を入力
# 変更前:毎ターン全ファイルをスキャン(大きなディレクトリでは遅延が発生)
# 変更後:スキャン結果がキャッシュされ、素早くファイル候補が表示される新しいプロジェクトの立ち上げ直後
bash
# 新規gitリポジトリを初期化
mkdir new-project && cd new-project
git init
# ファイルを作成(まだコミットしていない)
touch main.py config.yaml README.md
# Claude Codeを起動
claude
# @を入力
# 変更前:.gitconfig等の設定ファイルしか表示されなかった
# 変更後:main.py、config.yaml、README.mdが正しく表示される段階的なプロジェクト開発での使用
bash
# プロジェクト初期段階でのワークフロー
mkdir my-app && cd my-app
git init
# ファイルを作成していく
touch app.py requirements.txt
# Claudeでファイルを参照(未コミットでも正しく表示)
claude
# @app.py で参照可能になった大規模非gitディレクトリでの改善確認
bash
# 大規模ディレクトリ(例:~/Downloads)でのパフォーマンス
cd ~/Downloads # 多数のファイルを含む非gitディレクトリ
claude
# 変更前:毎回のターンで遅延が発生
# 変更後:初回スキャン後はキャッシュを利用して素早く応答注意点
@ファイル補完は、現在の作業ディレクトリ以下のファイルを対象にします- gitリポジトリの場合、
.gitignoreで除外されたファイルは表示されません - 新規gitリポジトリ(
git init直後)では、コミット前のファイルも正しく候補に含まれるようになりました - 非gitディレクトリでのスキャンは初回ターン時に行われ、その後はキャッシュが使用されます
- 非常に大きなディレクトリ(数万ファイル以上)では初回スキャンに時間がかかる場合があります