原文(日本語訳)
セッション圧縮の問題が修正され、再開時に圧縮されたサマリーではなく完全な履歴が読み込まれることがなくなりました
原文(英語)
Fixed session compaction issues that could cause resume to load full history instead of the compact summary
概要
セッションを再開(--resume や --continue)する際、圧縮されたサマリーではなく完全な履歴が読み込まれてしまう問題が修正されました。これにより、長いセッションでも効率的に作業を再開できます。
問題の背景
修正前の問題
- セッション圧縮(
/compactまたは自動圧縮)後にセッションを再開すると、圧縮されたサマリーではなく完全な会話履歴が読み込まれた - 結果として、コンテキストウィンドウが不必要に消費された
- 起動時間が長くなった
修正後
- 圧縮されたサマリーが正しく読み込まれる
- コンテキストを効率的に使用できる
- セッション再開が高速化
基本的な使い方
特別な操作は不要です。通常通りセッションを圧縮・再開するだけで、修正の恩恵を受けられます。
bash
# セッションを圧縮
claude
> /compact
# 後でセッションを再開
claude --continue
# または
claude --resume実践例
長期プロジェクトでの作業
bash
# 1日目: 長いセッションを開始
claude
> プロジェクトのリファクタリングを開始します
# ... 多くのやり取り ...
# コンテキストが80%に達したら手動で圧縮
> /compact
# セッション終了
# Ctrl+C
# 2日目: セッションを再開
claude --continue
# ✅ 圧縮されたサマリーのみが読み込まれる
# ✅ 高速に起動
# ✅ コンテキストに余裕がある自動圧縮との連携
bash
claude
> 大規模なコードベースの分析を実行して
# ... 長時間の作業 ...
# コンテキストが80%を超えると自動圧縮が実行される
# "Auto-compacting conversation..." と表示
# 後日、再開
claude --resume
# ✅ 自動圧縮されたサマリーが正しく読み込まれる名前付きセッションでの再開
bash
# セッションに名前を付ける
claude
> /rename feature-implementation
# 圧縮して終了
> /compact
# Ctrl+C
# 名前で再開
claude --resume feature-implementation
# ✅ 圧縮されたサマリーから再開セッション圧縮の仕組み
圧縮前
会話履歴:
[User]: タスク1を実行して
[Assistant]: (詳細な実装...)
[User]: タスク2を実行して
[Assistant]: (詳細な実装...)
[User]: タスク3を実行して
[Assistant]: (詳細な実装...)
...
総トークン数: 50,000圧縮後
サマリー:
- タスク1: 完了(ユーザー認証実装)
- タスク2: 完了(データベースマイグレーション)
- タスク3: 完了(APIエンドポイント作成)
+ 現在の状態と次のステップ
総トークン数: 2,000修正前の問題(再開時)
❌ 完全な履歴(50,000トークン)が読み込まれる
→ コンテキストを圧迫
→ 起動が遅い修正後(再開時)
✅ サマリー(2,000トークン)のみが読み込まれる
→ コンテキストに余裕
→ 高速起動圧縮の確認方法
コンテキスト使用量の確認
bash
claude
> /context
# 圧縮前後のトークン数を比較ステータスラインでの確認
bash
# 画面下部のステータスラインを確認
# [main] 2.3K tokens | claude-sonnet-4-5
# ^^^^^^^ この数値が圧縮後に減少する注意点
- 圧縮のタイミング: 自動圧縮は約80%に達すると実行されます
- 手動圧縮:
/compactで任意のタイミングで圧縮可能 - 情報の損失: 圧縮により詳細なやり取りの一部は要約されます
- 重要な情報: 圧縮時に重要な情報が保持されるよう、明示的に記録することを推奨
パフォーマンスへの影響
起動時間の改善
bash
# 修正前:
# 完全な履歴(50,000トークン)読み込み: 約5-10秒
# 修正後:
# サマリー(2,000トークン)読み込み: 約1-2秒メモリ使用量の削減
bash
# 修正前:
# メモリ使用量: 高い(完全な履歴を保持)
# 修正後:
# メモリ使用量: 大幅に削減トラブルシューティング
セッションが正しく再開されない場合
bash
# セッション一覧を確認
claude --resume
# リストから選択して再開圧縮が機能しているか確認
bash
claude
> /context
# "Compacted" または "Compressed" の表示を確認関連コマンド
手動圧縮
bash
> /compactセッション再開
bash
claude --continue # 最後のセッションを再開
claude --resume # セッションを選択して再開コンテキスト確認
bash
> /context