Skip to content

macOSでsandbox.network.allowMachLookupが有効にならない問題の修正

原文(日本語に翻訳)

macOSで sandbox.network.allowMachLookup が有効にならない問題を修正しました。

原文(英語)

Fixed sandbox.network.allowMachLookup not taking effect on macOS

概要

Claude Codeのサンドボックス機能においてネットワーク設定の sandbox.network.allowMachLookup オプションが、macOS環境では正しく適用されない問題がありました。この設定はmacOS固有のMach IPCメカニズムを通じたDNSルックアップなどのサービス参照を制御するものですが、設定値が無視されていました。この修正により、macOSでもこの設定が正しく機能するようになります。

基本的な使い方

修正前の動作

json
// settings.json でのサンドボックス設定
{
  "sandbox": {
    "network": {
      "allowMachLookup": false  // macOSでMach IPCルックアップを無効化
    }
  }
}
# macOSでの動作
# 修正前: allowMachLookup: false を設定しても、
#          Mach IPCを通じたサービスルックアップが許可されていた
# → サンドボックスのネットワーク制限が機能していなかった

修正後の動作

json
// 同じ設定
{
  "sandbox": {
    "network": {
      "allowMachLookup": false
    }
  }
}
# macOSでの動作
# 修正後: allowMachLookup: false が正しく適用され、
#          Mach IPCを通じたサービスルックアップが制限される
# → サンドボックスのネットワーク制限が期待通りに機能する

実践例

### セキュアなサンドボックス環境での制限強化

外部ネットワークアクセスを制限した厳密なサンドボックスを設定:

json
// ~/.claude/settings.json
{
  "sandbox": {
    "network": {
      "allowMachLookup": false,
      "allowDns": false,
      "allowedHosts": []
    }
  }
}
bash
# macOSでClaude Codeを起動
claude

# 修正後: allowMachLookup の設定が有効になり、
# Mach IPCを通じたシステムサービスの参照が制限される
# → より厳密なネットワークサンドボックスが実現できる

### 企業環境でのセキュリティポリシー適用

企業のセキュリティポリシーに従ったサンドボックス設定:

json
// 企業用設定例
{
  "sandbox": {
    "network": {
      "allowMachLookup": false,
      "allowedHosts": [
        "api.anthropic.com",
        "internal-proxy.company.com"
      ]
    }
  }
}
# macOS環境での動作
# 修正後: 設定が正しく有効化され、
# 承認されたホストへのアクセスのみが許可される
# Mach IPCを通じた追加のサービス参照は制限される

### 開発環境でのサンドボックス許可設定

開発時にMachルックアップを許可する設定:

json
// 開発環境設定(ローカルサービスへのアクセスを許可)
{
  "sandbox": {
    "network": {
      "allowMachLookup": true  // 開発環境では許可
    }
  }
}
# macOSでローカル開発サービスを使用する場合
# 修正後: allowMachLookup: true が正しく適用され、
# ローカルのMachサービス(DNS-SD等)が利用可能になる

注意点

  • sandbox.network.allowMachLookupmacOS固有の設定です。LinuxやWindowsでは適用されません。
  • Mach IPCはmacOSのプロセス間通信メカニズムで、DNS-SDやBonjour、その他のシステムサービスの参照に使用されます。
  • この設定を false にすると、一部のネットワーク機能が制限される場合があります。mDNS(ローカルネットワークの自動検出)などに影響が出る場合があります。
  • セキュリティ要件が高い環境では false に設定し、必要に応じて個別のホストを allowedHosts で許可することを推奨します。
  • この修正によりmacOSのサンドボックス機能がより確実に動作するようになり、セキュリティポリシーの一貫した適用が可能になります。

関連情報