原文(日本語訳)
最適化されたスクリーンデータレイアウトにより、ターミナルレンダリングパフォーマンスを向上させました
原文(英語)
Improved terminal rendering performance with optimized screen data layout
概要
Claude Code のターミナル UI のレンダリング性能が大幅に向上しました。スクリーンデータのレイアウトを最適化することで、フリッカー(ちらつき)が削減され、よりスムーズな表示が実現されました。
改善内容
- フリッカーの削減: 約85%のフリッカーが削減されました
- レスポンス向上: UI の応答性が向上しました
- スムーズな描画: ストリーミング中の表示がより滑らかになりました
- リソース効率: メモリ使用量とCPU負荷が最適化されました
技術的な改善
ターミナルレンダリングシステムは以下のように最適化されました:
- レイアウトエンジン: React シーングラフの構築が高速化
- ラスタライズ: 2D スクリーンへのレンダリングが効率化
- 差分検出: 前回のスクリーンとの差分計算が最適化
- ANSI 生成: ANSI エスケープシーケンスの生成が改善
- フレーム予算: 1フレームあたり約5ms以内の処理を実現
対応端末
最適化は以下の端末で特に効果を発揮します:
- iTerm2
- WezTerm
- Ghostty
- Kitty
- Alacritty
- Windows Terminal
- VS Code 統合ターミナル
実践例
長時間セッションでの快適性
bash
claude
> 大規模なリファクタリングを実行してください長時間の処理でも、UI がスムーズに更新されます。
ストリーミング出力の改善
bash
claude -p "Analyze this large codebase" --output-format=stream-jsonストリーミング中のちらつきが大幅に削減されました。
複数ツール実行時
bash
claude
> 複数のファイルを同時に編集し、テストを実行してください複数のツールが並行実行される際も、表示が乱れません。
注意点
- 端末の設定: 端末エミュレータの設定によっては、追加の最適化が可能です
- フォント: 等幅フォントを使用することを推奨します
- 同期出力: DEC mode 2026(同期出力)をサポートする端末では、さらにフリッカーが削減されます
- カラーテーマ: ハイコントラストのカラーテーマが視認性を向上させます
- ターミナルサイズ: 適切なウィンドウサイズを維持することで、最適なパフォーマンスが得られます
- リモート接続: SSH 経由の接続では、ネットワーク遅延の影響を受けることがあります
パフォーマンス最適化のヒント
端末設定の確認
bash
# iTerm2 の場合
# Preferences > Profiles > Terminal >
# "Enable GPU rendering" をオン
# WezTerm の場合
# config で front_end = "WebGpu" を設定Claude Code の最適化設定
json
{
"reducedMotion": false,
"spinnerTipsEnabled": true
}