原文(日本語に翻訳)
EnterWorktree がセッション中に Claude 管理のワークツリー間を切り替えられるようになりました。
原文(英語)
EnterWorktree can now switch between Claude-managed worktrees mid-session
概要
これまで EnterWorktree ツールは新しいワークツリーを作成してそこに切り替える用途に限られていましたが、v2.1.157 からは既存の Claude 管理ワークツリー間をセッション中に自由に切り替えられるようになりました。複数の機能ブランチを並行して作業している場合でも、同一セッション内でワークツリーを行き来しながら作業を継続できます。ExitWorktree と組み合わせることで、柔軟なマルチブランチワークフローが実現できます。
基本的な使い方
セッション中にClaudeに「ワークツリー X に切り替えて」と指示するか、EnterWorktree ツールを直接呼び出します。
# Claude に指示する例
「feature-auth ワークツリーに切り替えてください」
「feature-payment ブランチのワークツリーに移動して、決済ロジックを確認してください」Claude は管理しているワークツリーの一覧から対象を見つけ、セッションをそのワークツリーに切り替えます。
実践例
複数機能ブランチを切り替えながら作業する
# セッション開始後、まず認証機能のワークツリーに入る
「feature/auth-refactor ブランチのワークツリーを作成して、認証コードをレビューしてください」
# 認証のレビューが終わったら決済機能に切り替える
「feature/payment-integration ワークツリーに切り替えて、API 連携部分を確認してください」
# 元のワークツリーに戻る
「元のワークツリー(main)に戻ってください」ワークツリー間でコンテキストを維持しながら作業する
# ワークツリー A でバグを発見
「このバグは feature/old-api ワークツリーでも発生しているか確認してください」
→ Claude が feature/old-api ワークツリーに切り替えて同じファイルを確認
→ 確認後、元のワークツリーに戻って修正を継続ExitWorktree と組み合わせる
# ワークツリーでの作業を終えて明示的に出る
「このワークツリーでの作業は完了です。元のディレクトリに戻ってください(ワークツリーは保持)」
# 変更がなければ自動的にクリーンアップ
「作業完了です。変更がなければワークツリーを削除して元に戻ってください」エージェント並列ワークフロー
複数のエージェントが別々のワークツリーで作業している場合、EnterWorktree でそれぞれのワークツリーに移動して進捗を確認できます。
# エージェント A のワークツリーに入って進捗確認
「エージェント A が作業している feature/backend ワークツリーに切り替えてください」
# 確認後、エージェント B のワークツリーに切り替え
「次に feature/frontend ワークツリーに切り替えてください」注意点
- 切り替えられるのは Claude が管理するワークツリーのみです。手動で
git worktree addした外部ワークツリーはサポートされない場合があります。 - セッション中にワークツリーを切り替えると、CLAUDE.md の読み込みや設定ファイルもそのワークツリーのものが適用されます。
EnterWorktreeツールが設定されたWorktreeCreate/WorktreeRemoveフックを尊重しない既知の問題があります(GitHub Issue #36205)。カスタムワークツリーセットアップ(git-crypt キーのシンボリックリンク、スパースチェックアウトなど)が必要な場合は--worktreeCLI フラグの使用を検討してください。- ワークツリー間を頻繁に切り替えるとコンテキストウィンドウが圧迫される場合があります。長い作業は分割したセッションで行うことを推奨します。