原文(日本語訳)
メッセージセレクターに「ここから要約」が追加され、会話の部分的な要約が可能になりました。
原文(英語)
Added "Summarize from here" to the message selector, allowing partial conversation summarization.
概要
長い会話の途中から要約を作成できる「Summarize from here」機能が追加されました。会話全体ではなく、特定のポイント以降の内容だけを要約することで、コンテキストを効率的に管理できます。
基本的な使い方
会話中の任意のメッセージを選択し、「Summarize from here」オプションを実行します。
bash
claude
> 複雑なリファクタリング作業を開始...
(多数のやり取り)
> 次のフェーズに進む前に、今までの作業を要約してくださいメッセージセレクター(会話履歴の選択 UI)から特定のメッセージを選択し、「Summarize from here」を実行すると、そのポイント以降の会話内容が要約されます。
実践例
長期作業のフェーズごとの要約
複数フェーズにわたる開発作業で、各フェーズの終わりに要約を作成できます。
bash
# フェーズ1: データベース設計(50メッセージ)
> データベーススキーマを設計してください
(多数のやり取り)
# フェーズ2: API実装(80メッセージ)
> REST API を実装してください
(多数のやり取り)
# ここで「Summarize from here」を使用
# → フェーズ2の開始地点から現在までの作業内容を要約デバッグセッションの記録
特定のバグ修正セッションだけを要約して記録できます。
bash
> 認証エラーのバグを修正します
(調査と修正のやり取り)
> 修正完了
# バグ修正開始時点から「Summarize from here」
# → そのバグ修正セッションのみの要約を取得大規模リファクタリングの進捗確認
大規模なリファクタリング作業の途中で、最新の進捗状況を確認できます。
bash
> プロジェクト全体をTypeScriptに移行します
(200メッセージ以上のやり取り)
# 直近50メッセージの開始地点から「Summarize from here」
# → 最近の作業内容と進捗を把握ミーティング資料の作成
特定のトピックについての議論を要約してドキュメント化できます。
bash
> 新機能Aの実装について議論しましょう
(設計や実装の詳細な議論)
> 新機能Bについても検討します
(別の議論)
# 新機能Aの議論開始地点から要約
# → その機能に関する議論のみを抽出してドキュメント化コンテキスト管理の最適化
トークン制限に近づいた際、古い会話を要約して新しいセッションを開始できます。
bash
# 長い会話でトークン使用量が増加
(200メッセージ)
# 最初の100メッセージを「Summarize from here」で要約
# → 要約を保存して新しいセッションを開始
# → 要約を新セッションの冒頭で共有メッセージセレクターの使い方
Claude Code の UI でメッセージセレクターを開く方法:
- 会話履歴を表示
- 要約開始ポイントとしたいメッセージを選択
- メッセージオプションから「Summarize from here」を選択
- 選択したメッセージ以降の会話が要約されます
注意点
- 要約の範囲: 選択したメッセージ以降のすべての会話が要約対象になります
- 情報の損失: 要約により詳細情報が省略される可能性があります。重要な詳細が必要な場合は元の会話を参照してください
- トークン消費: 要約作成にもトークンが消費されます
- 会話全体の要約との違い: 会話全体ではなく、特定ポイント以降のみを要約する点が異なります
- 要約の保存: 生成された要約は自動保存されません。必要に応じて手動で保存してください
- UI 機能: この機能は CLI よりも VSCode 拡張などの GUI 環境で使いやすくなっています
活用シーン
プロジェクトドキュメントの作成
各開発フェーズの要約を集めて、プロジェクトの進捗レポートを作成:
フェーズ1要約(Summarize from 1-50メッセージ)
→ データベース設計完了の詳細
フェーズ2要約(Summarize from 51-130メッセージ)
→ API実装完了の詳細
フェーズ3要約(Summarize from 131-200メッセージ)
→ フロントエンド実装の詳細トラブルシューティングの記録
問題発生から解決までの流れを要約して、ナレッジベースに追加できます。
コードレビュー準備
実装の詳細な経緯を要約して、レビュアーに共有できます。