原文(日本語に翻訳)
インストールスクリプトを改善し、システムのメモリ不足によってインストールが強制終了(kill)された場合に、その旨を説明するようになりました。
原文(英語)
Improved the install script to explain when installation is killed by the system running out of memory
概要
メモリの少ないLinux VPSやクラウドインスタンス、またDockerコンテナ内でClaude Codeをインストールすると、OSのOOM Killer(メモリ不足時にプロセスを強制終了する仕組み)によってインストーラーが途中で強制終了されることがありました。従来はターミナルに Killed とだけ表示され原因が分かりにくかったのですが、今回の改善でインストールスクリプトがこの状況を検知し、メモリ不足が原因であることと対処方法を案内するようになりました。
基本的な使い方
通常のインストール手順自体は変わりません。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashもしメモリ不足でインストールが強制終了された場合、以下のようなメッセージが表示されるようになります。
Setting up Claude Code...
Installing Claude Code native build latest...
bash: line 142: 34803 Killed "$binary_path" installこのような状況になった場合は、インストールがOOM Killerによって停止されたことが分かるため、メモリを確保してから再実行します。
実践例
スワップ領域を追加してから再インストールする
メモリが少ないVPSでは、スワップファイルを追加することでインストールを完了させられます。
sudo fallocate -l 2G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashDockerビルド時にメモリ不足でインストールが失敗する場合
/ から実行するとファイルシステム全体をスキャンしてメモリを大量消費するため、WORKDIR を設定してスキャン範囲を限定します。
WORKDIR /tmp
RUN curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashDocker Desktopを使っている場合は、ビルド時のメモリ上限を引き上げるのも有効です。
docker build --memory=4g .他のプロセスを止めてメモリを確保する
小規模なクラウドインスタンスでインストールが Killed になった場合、まずは実行中の他のプロセスを一時的に停止し、メモリに余裕を持たせてから再度インストールコマンドを実行します。Claude Codeの推奨要件は最低4GBの利用可能RAMです。
注意点
- Claude Codeは最低4GBの利用可能RAMを推奨しています。恒常的にメモリが不足する環境では、スワップ追加やインスタンスサイズの見直しを検討してください。
- Dockerでrootユーザーとして
/から直接インストールすると、ファイルシステム全体のスキャンによりメモリ消費が増大し、ハングやOOM Killerによる強制終了の原因になります。WORKDIRで作業ディレクトリを限定するのが有効です。 - この改善はエラーメッセージの分かりやすさの向上であり、インストールに必要なメモリ量そのものを削減するものではありません。