原文(日本語に翻訳)
[VSCode] パーミッションリクエストに対してクリック可能な保存先セレクターを追加し、設定の保存先(このプロジェクト、全プロジェクト、チームと共有、セッションのみ)を選択できるようにしました
原文(英語)
[VSCode] Added clickable destination selector for permission requests, allowing you to choose where settings are saved (this project, all projects, shared with team, or session only)
概要
Claude Code v2.1.3のVSCode拡張では、パーミッションを承認する際に、その設定をどこに保存するかを選択できるようになりました。プロジェクト固有、すべてのプロジェクト、チーム共有、またはセッションのみ(一時的)の4つのオプションから選択でき、より柔軟なパーミッション管理が可能になります。
基本的な使い方
パーミッションリクエストが表示されたときに、保存先を選択できます。
bash
# Claude Codeがツール使用の許可を求める場合
# 例:Bashコマンドの実行許可
# VSCodeに表示される選択肢:
# 📁 This project only(このプロジェクトのみ)
# 🌐 All projects(すべてのプロジェクト)
# 👥 Shared with team(チームと共有)
# ⏱️ Session only(このセッションのみ)実践例
保存先の選択肢
それぞれの保存先の特徴と使い分けです。
bash
# 1. このプロジェクトのみ(This project only)
# 用途:プロジェクト固有の設定
# 保存先:.claude/settings.json(プロジェクトディレクトリ)
# 例:特定のプロジェクトでのみ npm install を許可
# 2. すべてのプロジェクト(All projects)
# 用途:グローバルな設定
# 保存先:~/.claude/settings.json(ホームディレクトリ)
# 例:すべてのプロジェクトで git status を許可
# 3. チームと共有(Shared with team)
# 用途:チーム全体で使う設定
# 保存先:.claude/settings.json(バージョン管理に含まれる)
# 例:チーム標準のlintコマンドを許可
# 4. セッションのみ(Session only)
# 用途:一時的な許可
# 保存先:保存されない(VSCodeを再起動すると消える)
# 例:実験的なコマンドを一度だけ試すプロジェクト固有の設定
特定のプロジェクトでのみ許可したいコマンドの場合です。
bash
# シナリオ:特定のプロジェクトでのみnpm scriptを許可
#
# パーミッションリクエスト:
# "Allow Bash command: npm run deploy"
#
# 選択:📁 This project only
#
# 結果:
# - .claude/settings.json に保存される
# - 他のプロジェクトでは影響を受けない
# - プロジェクトチームで共有可能(.gitignoreで除外しない場合)グローバル設定
すべてのプロジェクトで共通して使うコマンドの場合です。
bash
# シナリオ:すべてのプロジェクトでgitコマンドを許可
#
# パーミッションリクエスト:
# "Allow Bash command: git status"
#
# 選択:🌐 All projects
#
# 結果:
# - ~/.claude/settings.json に保存される
# - すべてのプロジェクトで有効
# - 個人的な設定として保持されるチーム共有設定
チーム全体で統一したい設定の場合です。
bash
# シナリオ:チーム標準のテストコマンドを許可
#
# パーミッションリクエスト:
# "Allow Bash command: npm test"
#
# 選択:👥 Shared with team
#
# 結果:
# - .claude/settings.json に保存される
# - Gitでコミット・プッシュされる
# - チームメンバー全員が同じ設定を共有
# - 新しいメンバーも自動的に同じ許可設定を使える一時的な許可
一度だけ試したいコマンドの場合です。
bash
# シナリオ:実験的なスクリプトを一度だけ実行
#
# パーミッションリクエスト:
# "Allow Bash command: ./experimental-script.sh"
#
# 選択:⏱️ Session only
#
# 結果:
# - 設定ファイルには保存されない
# - 現在のセッション中のみ有効
# - VSCodeを再起動すると許可がリセットされる
# - 危険な可能性のあるコマンドを試す際に安全チーム開発でのベストプラクティス
チーム全体での設定管理の例です。
bash
# プロジェクトのセットアップ手順
#
# 1. 開発環境のセットアップコマンド
# → 👥 Shared with team
# npm install, npm run setup など
#
# 2. テスト・ビルドコマンド
# → 👥 Shared with team
# npm test, npm run build など
#
# 3. 個人的な設定
# → 🌐 All projects または 📁 This project only
# エディタ設定、個人用スクリプトなど
#
# 4. 一時的な調査コマンド
# → ⏱️ Session only
# デバッグコマンド、実験的なツール保存先の切り替え
既存の設定を別の保存先に移動する場合です。
bash
# 例:個人設定をチーム共有に変更
#
# 1. 現在の設定を確認
# ~/.claude/settings.json(個人設定)
#
# 2. 新しいパーミッションリクエストで再承認
# 「👥 Shared with team」を選択
#
# 3. .claude/settings.json に保存される
# チーム全体で共有可能注意点
- この機能はVSCode拡張版のみで利用可能です(CLIでは異なる動作)
- 「チームと共有」を選択した場合、
.claude/settings.jsonをGitにコミットする必要があります - セキュリティ上重要な設定は、チーム共有を慎重に検討してください
- 「セッションのみ」は一時的な許可のため、頻繁に使うコマンドには適していません
- プロジェクト固有とチーム共有の違いは、Gitでの管理方法(.gitignore)によって変わります
- 既存の設定がある場合、新しい選択が優先されます