原文(日本語に翻訳)
ToolSearch が有効な場合(MCPツールが設定されているユーザーを含む)に、グローバルシステムプロンプトキャッシュが機能するようになりました。
原文(英語)
Global system-prompt caching now works when ToolSearch is enabled, including for users with MCP tools configured
概要
これまで ToolSearch 機能を有効にしているとき(特にMCPツールを多数設定している場合)、グローバルシステムプロンプトのキャッシュが正しく機能しないケースがありました。この問題が解決され、MCPツールを使用していてもシステムプロンプトが効率的にキャッシュされるようになりました。トークンコストとレスポンス速度の改善が期待できます。
基本的な使い方
特別な設定変更は不要です。MCPツールと ToolSearch を使用している環境で自動的に改善が適用されます。
json
// settings.json
{
"mcpServers": {
"my-tool-1": { ... },
"my-tool-2": { ... },
"my-tool-3": { ... }
// 多くのMCPサーバーを設定していても
// システムプロンプトキャッシュが有効になる
}
}実践例
MCPツールを多数設定した環境での確認
bash
# /stats コマンドでキャッシュ効率を確認
/stats
# 期待される出力例(キャッシュが機能している場合)
Cache write tokens: 45,230
Cache read tokens: 138,920 ← キャッシュが活用されている
Input tokens: 12,450コスト比較(キャッシュ効果)
# キャッシュなし(以前の状態)
1リクエストあたりのシステムプロンプトトークン: 8,000
キャッシュ適用時の料金: フル料金
# キャッシュあり(改善後)
キャッシュ読み込みトークン: 8,000
料金: 通常の10%程度(プロンプトキャッシュ割引適用)MCP多数設定環境でのパフォーマンス改善
json
// 大規模MCPサーバー設定例(このような設定でも恩恵を受ける)
{
"mcpServers": {
"github": { "command": "mcp-github", ... },
"jira": { "command": "mcp-jira", ... },
"slack": { "command": "mcp-slack", ... },
"database": { "command": "mcp-pg", ... },
"filesystem": { "command": "mcp-filesystem", ... }
}
}
// ToolSearchが有効でも、システムプロンプトがキャッシュされる注意点
- プロンプトキャッシュはAnthropicのAPI側の機能です。Claude Codeがこれを適切に活用できるよう改善されました
- キャッシュの効果はセッション内で時間とともに蓄積されます(最初のリクエストはキャッシュなし)
- MCPツールのリストが変わると、キャッシュが無効化される場合があります
ToolSearchはMCPサーバー数が多い場合に、関連するツールだけをコンテキストに含める機能です