原文(日本語に翻訳)
コンパクションを改善し、サマライザーリクエストで画像を保持するようになりました。これによりプロンプトキャッシュの再利用が可能になり、コンパクションが高速かつ安価になります。
原文(英語)
Improved compaction to preserve images in the summarizer request, allowing prompt cache reuse for faster and cheaper compaction
概要
Claude Code 2.1.70では、コンテキストウィンドウが満杯になった際に行われるコンパクション処理が改善されました。以前は会話の要約(コンパクション)時に画像データが破棄されていましたが、今回の変更でサマライザーリクエストに画像が保持されるようになりました。これによりプロンプトキャッシュが再利用でき、コンパクション処理が高速かつAPIコストを削減して実行されます。
基本的な使い方
コンパクションは自動的に行われるため、ユーザー側での特別な操作は必要ありません。長い会話で画像を多用する場合に恩恵を受けられます:
// 画像を含む長い会話の例
ユーザー: [スクリーンショットを添付] このUIのバグを修正してください
Claude: 確認しました。修正します...
(会話が続く)
...
(コンテキストが満杯に近づく)
→ コンパクション発生
修正前: 画像が破棄されてキャッシュヒットなし → 低速・高コスト
修正後: 画像が保持されてキャッシュ再利用 → 高速・低コスト実践例
UIデバッグ作業での活用
スクリーンショットを何度も参照しながらUIを修正するシナリオ:
// 典型的なUIデバッグ会話
1. スクリーンショットを添付してバグを報告
2. Claudeが分析・修正コードを提案
3. 修正後のスクリーンショットを添付して確認
4. さらに細かい調整を依頼
... (会話が長くなる)
コンパクション発生 →
修正後: 画像がサマライザーに保持されるため
要約の精度が維持され、キャッシュ再利用でコスト削減設計ドキュメントを参照した開発
設計図やワイヤーフレーム画像を参照しながら実装を進める場合:
// 設計ドキュメントを参照した長い実装セッション
/paste design-mockup.png # ワイヤーフレームを添付
「このデザインに基づいてReactコンポーネントを実装してください」
「ヘッダー部分を修正してください」
「カラーパレットを変更してください」
... (多数のやり取り)
→ コンパクション時に設計画像が保持されることで
要約の文脈が正確に維持されるコストとパフォーマンスへの影響
// コンパクションのコスト比較(概念的な例)
修正前:
- 画像なしでコンパクション
- プロンプトキャッシュヒットなし
- フルトークン処理が必要
- 時間: 長い / コスト: 高い
修正後:
- 画像を保持してコンパクション
- プロンプトキャッシュ再利用
- キャッシュ済みトークンをスキップ
- 時間: 短い / コスト: 安い注意点
- この改善は自動的に適用されます。設定変更は不要です
- 画像を多用する長い会話で特に効果が大きくなります
- プロンプトキャッシュはAnthropicのAPIでサポートされている機能です
- コンパクションはコンテキストウィンドウが満杯に近づくと自動的にトリガーされます
/compactコマンドで手動でコンパクションを実行することもできます