原文(日本語に翻訳)
ripgrep検索がタイムアウトした際に、エラーを報告せずに空の結果を黙って返す問題を修正
原文(英語)
Fixed ripgrep search timeouts silently returning empty results instead of reporting errors
概要
Claude Codeが内部的に使用しているripgrep(高速テキスト検索ツール)で検索がタイムアウトした際、エラーメッセージを表示せずに空の結果を返していた問題が修正されました。v2.1.23では、タイムアウトが発生した場合に適切なエラーメッセージが表示されるようになり、ユーザーは検索が完了しなかったことを明確に認識できるようになりました。これにより、「検索結果が見つからなかった」のか「検索がタイムアウトした」のかを区別できるようになります。
基本的な使い方
ripgrepによる検索は、Claude Codeが自動的に行うため、ユーザーが直接操作する必要はありません。コードベース内の検索要求に対して、バックグラウンドで実行されます。
通常の検索
bash
claude
> "authentication"という単語を含むすべてのファイルを見つけて
# Claude Codeは内部的にripgrepを使用して検索実践例
大規模コードベースでの検索
修正前は、検索がタイムアウトしても何も通知されませんでした。
bash
# v2.1.22以前の問題
> プロジェクト全体から "deprecated" を検索して
Claude: 検索結果が見つかりませんでした。
# 実際にはタイムアウトしていたが、ユーザーには分からない
# v2.1.23以降
> プロジェクト全体から "deprecated" を検索して
Claude: ⚠️ 検索がタイムアウトしました。検索範囲を絞るか、より具体的な検索条件を指定してください。
# タイムアウトが明確に報告される検索範囲を絞った再試行
タイムアウトエラーを受けて、検索範囲を絞ることができます。
bash
# タイムアウト発生
> すべてのファイルから "TODO" を検索
Claude: ⚠️ 検索がタイムアウトしました。
# 検索範囲を絞って再試行
> src/components ディレクトリ内から "TODO" を検索
Claude: ✓ 15件の結果が見つかりました。大量のファイルを含むプロジェクト
bash
# node_modules を含む大規模プロジェクト
> プロジェクト全体から "config" を検索
# v2.1.23では適切なエラーメッセージが表示される
Claude: ⚠️ 検索がタイムアウトしました。
検索から除外するディレクトリを指定するか、より限定的な検索パターンを使用してください。
# .gitignoreを考慮した検索範囲の提案
> src/ と tests/ ディレクトリのみから "config" を検索正規表現パターンの最適化
複雑な正規表現パターンがタイムアウトする場合:
bash
# 複雑なパターンでタイムアウト
> 正規表現 "function\s+\w+\s*\([^)]*\)\s*{[^}]*async" で検索
Claude: ⚠️ 検索がタイムアウトしました。より単純な検索パターンを試してください。
# シンプルなパターンに変更
> "async function" で検索
Claude: ✓ 45件の結果が見つかりました。注意点
- ripgrepの検索タイムアウトは、通常2分程度に設定されています
- 非常に大きなコードベース(数十GB以上)では、検索がタイムアウトする可能性が高くなります
node_modules、vendor、.gitなどのディレクトリは通常、検索から自動的に除外されます- バイナリファイルは検索対象外です
- 検索パフォーマンスは、ディスクI/O速度に大きく依存します(SSDの方が高速)
- ネットワークドライブ上のファイルを検索する場合、タイムアウトが発生しやすくなります
- タイムアウトが頻繁に発生する場合は、検索範囲を明示的に指定することを推奨します
- v2.1.23では、タイムアウト時に具体的な対処方法が提案されるようになりました
関連情報
- ripgrep 公式ドキュメント
- 効率的なコード検索のベストプラクティス
- Changelog v2.1.23
- 大規模プロジェクトでの検索最適化については、
.claudeignoreファイルの設定を検討してください