原文(日本語訳)
- MCPサーバーとコネクターの「認証が必要」という起動時の別々の通知を、1つのメッセージに統合しました。
- macOS: バックグラウンドエージェントが「プライバシーとセキュリティ」設定に「Claude Code」として表示されるようになり、アップグレードをまたいでパーミッション許可が維持されるようになりました。
原文(英語)
- Combined the separate "needs authentication" startup notifications for MCP servers and connectors into a single message
- macOS: background agents now appear as "Claude Code" in Privacy & Security and keep their permission grants across upgrades
概要
v2.1.153では、MCP(Model Context Protocol)サーバーおよびコネクターの認証関連の通知が一つにまとめられ、起動時のメッセージがすっきりしました。また、macOS環境でのバックグラウンドエージェントの扱いが改善され、「プライバシーとセキュリティ」設定に「Claude Code」として認識されるようになりました。これにより、アップグレード後も毎回パーミッションを再設定する手間がなくなります。
基本的な使い方
MCP認証の確認と再認証
統合された通知が表示された場合は、未認証のMCPサーバー・コネクターをまとめて確認できます。
bash
# Claude Codeを起動すると、認証が必要なMCPがある場合に統合通知が表示される
claude
# 例)起動時に表示される統合通知(イメージ)
# ⚠ 認証が必要なMCPサービス: GitHub Connector, MyServer(2件)
# 認証するには /mcp auth を実行してくださいmacOSプライバシー設定の確認
macOSでバックグラウンドエージェントを使用している場合、「プライバシーとセキュリティ」で「Claude Code」として許可されているか確認できます。
- システム設定を開く:
システム設定→プライバシーとセキュリティ - 「フルディスクアクセス」や「アクセシビリティ」などの項目を確認する
- 「Claude Code」エントリが表示されていることを確認する
bash
# macOSのプライバシー設定を直接開く(ターミナルから)
open "x-apple.systempreferences:com.apple.preference.security?Privacy"実践例
複数のMCPサーバー・コネクターを使用している場合
これまでは認証が必要なMCPサーバーとコネクターが別々に通知されていましたが、統合通知によりまとめて確認できるようになりました。
jsonc
// ~/.claude/settings.json の例(複数MCP設定)
{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@anthropic-ai/mcp-server-github"]
},
"slack": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@anthropic-ai/mcp-server-slack"]
}
}
}bash
# 起動時に認証が必要なものがまとめて通知される
claude
# ⚠ 認証が必要なMCPサービス: github, slack(2件)macOSアップグレード後のパーミッション確認
従来はClaude Codeのアップグレード後にmacOSのパーミッションが失われ、再設定が必要でした。v2.1.153以降はこの問題が解消されています。
bash
# Claude Codeをアップグレード
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
# アップグレード後もmacOSのパーミッションが維持されていることを確認
# バックグラウンドエージェントを起動して正常動作を確認
claude --dangerously-skip-permissions &バックグラウンドエージェントでのCI/CD統合
macOSのCI環境(GitHub Actions self-hosted runner on macOSなど)でバックグラウンドエージェントを使用する場合の設定例です。
yaml
# .github/workflows/claude-agent.yml
name: Claude Code Agent
on: [push]
jobs:
agent:
runs-on: macos-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- name: Install Claude Code
run: npm install -g @anthropic-ai/claude-code
- name: Run Claude Code Agent
env:
ANTHROPIC_API_KEY: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
run: |
# バックグラウンドエージェントとして実行
claude --print "コードレビューを実行してください"MCP認証のトラブルシューティング
認証通知が統合されたことで、どのMCPサービスに問題があるかを一目で把握できます。
bash
# 認証状態の確認
claude /mcp
# 特定のMCPサーバーを再認証
# (サービス名は統合通知に表示されたものを使用)
claude /mcp auth <server-name>注意点
- MCP認証通知の統合はUI上の変更であり、認証フロー自体に変更はありません。これまで通りの手順で認証できます。
- macOSのパーミッション永続化は、バックグラウンドエージェントが「Claude Code」として識別されるようになったことによるものです。古いバージョンからアップグレードした直後は、一度だけ手動でパーミッションを再付与する必要がある場合があります。
- macOSの「プライバシーとセキュリティ」設定でパーミッションが見当たらない場合は、バックグラウンドエージェントを一度実行すると登録されます。
- MCP認証の統合通知は、認証が必要なサービスが1件以上ある場合にのみ表示されます。すべて認証済みの場合は通知は表示されません。
- バックグラウンドエージェントを使用するには、
--dangerously-skip-permissionsフラグが必要な場合があります。本番環境での使用には注意してください。