/simplify コマンドの動作変更: クリーンアップ専用レビューへ
原文(日本語に翻訳)
/simplify がフルの /code-review --fix バグ修正レビューを実行する代わりに、クリーンアップ専用のレビュー(再利用、単純化、効率化、抽象度)を実行して修正を適用するようになりました。
原文(英語)
/simplify now runs a cleanup-only review (reuse, simplification, efficiency, altitude) and applies the fixes, instead of running the full /code-review --fix bug-hunting review
概要
Claude Code v2.1.154 で /simplify コマンドの動作が変更されました。従来はフルの /code-review --fix と同等のバグ修正を含む包括的なレビューが実行されていましたが、新たにクリーンアップ専用のレビューへと特化されました。具体的には「再利用性(reuse)」「単純化(simplification)」「効率化(efficiency)」「抽象度(altitude)」の 4 つの観点でコードを改善し、その修正を自動的に適用します。バグ修正は行わず、コードの品質と可読性の向上に集中するコマンドになりました。
基本的な使い方
/simplify コマンドの基本的な使い方
Claude Code のセッション内で /simplify と入力するだけで、現在作業中のコードに対してクリーンアップレビューが実行されます。
/simplify修正は自動的に適用されます。コードの可読性・再利用性・効率性が向上した形でファイルが更新されます。
/code-review との使い分け
# バグ修正も含む包括的なレビューを行いたい場合
/code-review --fix
# コードのクリーンアップ・リファクタリングのみ行いたい場合
/simplify実践例
レガシーコードの整理
重複したロジックや冗長な記述が多いコードに対して /simplify を使うと、共通化・簡略化が自動的に提案・適用されます。
# 作業中のファイルを開いた状態で実行
/simplify実行後の改善内容の例:
- 重複したヘルパー関数が共通化される
- 入れ子になった条件分岐がフラットになる
- 不要な変数・中間ステップが削除される
新機能追加後のクリーンアップ
新機能を実装した直後、コードが動作しても整理されていない状態に使うと効果的です。
# 機能実装後にクリーンアップを適用
/simplify「altitude(抽象度)」の観点での改善例:
- 低レベルな処理が適切なレベルの抽象に引き上げられる
- 実装の詳細が隠蔽され、意図が明確なコードになる
コードレビュー前の品質向上
チームへのコードレビュー依頼前に /simplify を実行することで、レビュアーが本質的な問題に集中できるようになります。
# プルリクエスト作成前に実行
/simplify
# その後、必要に応じてバグ修正レビューも実施
/code-review --fix効率化の観点での改善
パフォーマンスに関わる非効率なコードパターンを修正するのにも活用できます。
# 効率化の改善を含むクリーンアップを実行
/simplify「efficiency(効率化)」の観点での改善例:
- 不要なループのネストが削減される
- 冗長なデータ変換処理が最適化される
- 不要なメモリアロケーションが削減される
注意点
/simplifyは バグ修正を行いません。バグの発見・修正が目的の場合は/code-review --fixを使用してください- 修正は 自動的に適用 されるため、実行前に変更内容をコミットしておくことを推奨します(
git commitやgit stashで安全な状態を保持してから実行) - クリーンアップの観点は「再利用性(reuse)」「単純化(simplification)」「効率化(efficiency)」「抽象度(altitude)」の 4 つです
- 自動適用された修正が意図と異なる場合は、
git diffで変更内容を確認し、必要に応じてgit restoreで元に戻せます - この変更により、従来
/simplifyでバグ修正も期待していたワークフローは/code-review --fixに切り替える必要があります