原文(日本語に翻訳)
WSL環境でのClaude in Chromeサポートを修正しました
原文(英語)
Fixed Claude in Chrome support for WSL environments
概要
Claude Code v2.1.0で修正された、WSL(Windows Subsystem for Linux)環境での「Claude in Chrome」機能のサポートです。以前のバージョンでは、WSL環境でClaude Codeを実行している場合、「Claude in Chrome」機能が "Native Host not supported on this platform" エラーで失敗していました。この修正により、Windows上のWSL環境でClaude Codeを使用しながら、Chromeブラウザとの統合機能を利用できるようになりました。
修正前の問題
エラーの発生
bash
# WSL環境でClaude Codeを実行
claude
# Claude in Chrome機能を使おうとすると...
Error: Claude in Chrome Native Host not supported on this platformWSL環境は技術的にはLinuxですが、Windows上で実行されているため、ネイティブホスト通信のセットアップで問題が発生していました。
ドキュメントの矛盾
- 公式ドキュメント: WSLではClaude in Chromeが使用できないと記載
- Changelog v2.1.0: WSL環境のサポートを修正したと記載
この矛盾により、Windowsユーザーに混乱が生じていました。
修正後の動作
WSLでの使用
bash
# WSL環境(Ubuntu、Debianなど)でClaude Codeを起動
claude
# /teleportコマンドでセッションをChromeに転送
> /teleport
# または、会話中に「このセッションをChromeに転送して」と依頼
> このセッションをClaude.ai/codeに転送してください
# ✓ WSL環境でもChromeブラウザとの統合が正常に動作実践例
WSL開発環境からブラウザへの切り替え
bash
# WSLのターミナルでコーディング中
cd /mnt/c/Users/username/project
claude
# 複雑なビジュアル確認が必要になった
> このUIコンポーネントをブラウザで確認したいので、
> セッションをChromeに転送してください
# /teleportコマンドで転送
# ✓ Chrome上のclaude.ai/codeでセッション継続リモートサーバー(WSL)とローカルブラウザの連携
bash
# WSL2で開発サーバーを起動
npm run dev
# セッションをChromeに転送してブラウザでデバッグ
> /teleport
# Chromeで継続しながら、WSLのサーバーはバックグラウンドで実行ドキュメント作成での活用
bash
# WSLでMarkdownドキュメントを編集
> READMEを更新して
# プレビューのためにChromeに転送
> Chromeでプレビューしながら編集したいので転送して
# ✓ Chrome上でリッチなマークダウンプレビューを確認WSLとネイティブWindows版の比較
WSL版の利点
- Linuxツールチェーンの完全なサポート
- シェルスクリプトやUNIXコマンドの互換性
- Dockerなどの開発ツールとの統合
ネイティブWindows版の利点
- セットアップが簡単(WSL不要)
- PowerShellとの直接統合
- Git for Windowsとの連携
推奨環境
- WSL推奨: Linux開発環境が必要な場合、Dockerを使用する場合
- ネイティブ版推奨: Windowsツールとの統合が主な場合、シンプルなセットアップが必要な場合
注意点
- この修正は Claude Code v2.1.0(2026年1月7日リリース)で実装されました
- 現在のWSLサポート状況:
- WSL 1とWSL 2の両方でClaude in Chromeが動作します
- Windows 10 1809以降またはWindows Server 2019以降が必要
- ネイティブWindows版の利用:
- Claude Code v2.x以降、ネイティブWindows版が利用可能(WSL不要)
- Git Bash経由での実行を推奨
- WSLは代替手段として位置付けられています
- セットアップ手順:
- WSL環境にClaude Codeをインストール:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code - Chromeに拡張機能をインストール(必要に応じて)
/teleportコマンドでブラウザに転送
- WSL環境にClaude Codeをインストール:
- 既知の制限:
- ファイルパスの扱いに注意(Windowsパス vs Linuxパス)
/mnt/c/経由でWindowsファイルシステムにアクセス可能