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Session Teleport:CLIセッションをclaude.aiにシームレスに移動する

概要

Session Teleportは、Claude Code CLIとclaude.ai/code間でセッションを移行できる機能です。Webブラウザ上で開始したコーディングセッションをローカルCLIに取り込んだり、&プレフィックスでバックグラウンドタスクをクラウドで実行したりできます。チームメンバーとセッションIDを共有して非同期ペアプログラミングを行うことも可能です。

使い方

バックグラウンドセッションの開始(& プレフィックス)

プロンプトの前に & を付けると、タスクがclaude.ai/code上のクラウドインフラで実行されます。

& このプロジェクトのテストカバレッジを90%以上にして
  • セッションIDが返されます
  • ターミナルやVS Codeを閉じても、ラップトップをシャットダウンしても、タスクは完了まで実行し続けます
  • & コマンドは独自のWebセッションを作成するため、複数タスクの並列実行が可能です

Webセッションのローカルへの取り込み(/teleport

Claude Code内から

/teleport

または短縮形:

/tp

Webセッションのインタラクティブピッカーが表示され、取り込みたいセッションを選択できます。

コマンドラインから

bash
# インタラクティブピッカーを表示
claude --teleport

# 特定のセッションを直接指定
claude --teleport <session-id>

テレポートの前提条件

テレポート前に、以下の条件がチェックされます:

  1. クリーンなGit状態: コミットされていない変更がないこと(必要に応じてstashを促されます)
  2. 同じリポジトリ: Webで使用されたのと同じリポジトリのチェックアウトであること

活用シーン

  • 長時間タスクのバックグラウンド実行: テストスイートの実行やリファクタリングなど、時間のかかるタスクを & で開始し、完了後にローカルに取り込む
  • 外出先での継続作業: デスクトップで開始したセッションをラップトップで引き継ぐ
  • チーム共有: セッションIDをSlackやチャットで共有し、チームメンバーがそれぞれのマシンでセッションにテレポート
  • レビュー: Claudeが行った変更をブラウザで確認してから、ローカルにテレポートしてマージ

コード例

典型的なワークフロー

bash
# 1. バックグラウンドでリファクタリングを開始
$ claude
> & auth モジュールをJWT方式からセッション方式に移行して

Session started: abc123-def456
Task running at: https://claude.ai/code/sessions/abc123-def456

# 2. 別の作業をしながら進捗を確認(ブラウザで)
# https://claude.ai/code/sessions/abc123-def456

# 3. 完了後、ローカルに取り込み
$ claude --teleport abc123-def456
# または
> /tp
# → ピッカーからセッションを選択

並列タスクの実行

bash
# 複数のタスクを同時にバックグラウンドで実行
> & バックエンドのAPIテストを追加して
Session started: session-1

> & フロントエンドのE2Eテストを追加して
Session started: session-2

# それぞれ独立したWebセッションで実行される
# 完了後に個別にテレポートで取り込み可能

チーム共有の例

bash
# メンバーAがセッションを開始
> & 新しい決済モジュールを実装して
Session started: xyz789

# SlackでセッションIDを共有
# "決済モジュールの実装セッション: xyz789"

# メンバーBが自分のマシンでテレポート
$ claude --teleport xyz789

注意点・Tips

  • 方向の制限: WebセッションをローカルCLIにプル(取り込み)はできますが、既存のローカルセッションをWebにプッシュ(送信)することはできません。後でテレポートしたい場合は、最初から & で開始してください。
  • Git状態の確認: テレポート前にコミットされていない変更があると警告が出ます。事前に git stash するか、変更をコミットしておくことをお勧めします。
  • リポジトリの一致: Web上で作業したリポジトリと同じリポジトリのディレクトリから /teleport を実行する必要があります。
  • セキュリティ: セッションIDは認証されたユーザーのみがアクセスでき、共有されたセッションIDからテレポートする際もアカウント認証が必要です。
  • 料金: バックグラウンドセッションのトークン消費は通常のセッションと同じく、使用プランの制限に従います。